理容師・美容師の仕事を見れば、必ず自分の理想の理美容師になる事が出来ます!

【誰でも5分で分かる】理容師の仕事について教えます!

理容師の仕事とは

理容師の仕事は、主に理容室においてお客様の髪の毛のカット・パーマ・カラーシャンプーや顔のシェービングの施術を行い、身だしなみを整える仕事です。シェービングとは剃刀(かみそり)を使用して、皮膚の表面の髪や体毛、髭を剃っていく事で理容師のみに認められる技術です。

多くの理容室では、髪の毛に関する事やシェービングを中心としたサービスを提供していますが、時代と共に多様化していき、レディースシェービングやエステやネイルなど女性も幅広い分野で活躍する環境が整っています。多くのお客様に寄り添い、古くから伝わる伝統をしっかりと大切にし、現在に受け継がれている大切な仕事です。

美容師との違いは?

理容師は理容師法(1947年)にもとづく国家資格で理容師は「理容を業とする者」をいい、理容とは「頭髪の刈込、顔そり等の方法により容姿を整えることをいう」と定義されています。理容師になるためには全国にある理容専門学校(理容師養成施設)で学ぶ事が必要です。よく似た職種に美容師がありますが、美容師は美容師法(1957年)によって「美容とは、パーマネントウェーヴ、結髪(けっぱつ)、化粧等の方法により、容姿を美しくすることをいう」と定義されています。法律では容姿を整えるのが理容師、容姿を美しくするのが美容師、といえるでしょう。また「理容師法」で定められた「理容師」がサービスを提供するのが「理容室」。「美容師法」で定められた「美容師」がサービスを提供するのが「美容室」となります。昔は「理容室」=男性が行く所。「美容室」=女性が行く所。というイメージでしたが利用にあたって性別の規定はなく、それぞれ女性や男性が目的に応じて通っています。業務内容については、理容も美容もヘアスタイルやファッションなど流行の一旦を担う職業の為、近代化に伴い時代に合わせて進化しています。

理容師の役割

厚生労働省では「理容業・美容業、クリーニング業、旅館・ホテル業、飲食業、公衆浴場業等、国民の生活に密着したいくつかの業種を総称して、生活衛生関係営業と呼びます」と定めています。そして生活衛生関係営業を行う場合には理容師法・美容師法に応じた衛生関係の法令等がありそれを遵守しています。以上の事からわかるように理容師は国民衛生に寄与する役割があります。

また、理容師は髪の毛を通じてお客様の人生に幸せを与えています。

仕事や恋愛など家族にも相談できないような話を理容師に相談する事も多いようです。それはお客様が理容師を信頼し定期的に通い人間関係を築いているからです。色々な仕事がありますが直接お客様の人生に寄り添うことが出来る仕事はそうありません。

理容師は人の人生を幸せにするためにとても重要な役割を担っています。

ダブルライセンスとは?

「理容師」と「美容師」は似たような職種ですが、国家資格が異なり、出来る仕事の内容も異なります。ダブルライセンスはどちらか片方の資格を所有していて、もう片方の資格を改めて取得する事です。
平成30年の法緩和により「理容師免許」「美容師免許」のどちらかの免許を取得済みの方に限り、もう一方の免許取得時に、
①重複する科目の免除
②再履修時間の短縮
(昼間・夜間通学課程の場合は2年→1年/通信課程の場合は3年→1年半)
大幅に受験科目・履修時間ともに減免されたので、取得がしやすくなりました。

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