理容師・美容師の仕事を見れば、必ず自分の理想の理美容師になる事が出来ます!

【実践力を育む】人を磨き人を育てる、誰からも好かれる人間になる

美容学校の就職指導を担当されている先生をインタビューしました。今回のインタビューは東京都新宿区にある高山美容専門学校の副校長、丹羽宗次先生です。

Q1、御校の教育方針についてお聞かせください。

『人を磨き人を育てる、誰からも好かれる人間になる』ことがモットーです。そのために、1つ目はきめ細やかな指導で『実践力』を養います。2つ目は『コミュニケーション力』です。ヘアショーや1、2年生合同ワインディング大会などイベントを通して集団の中で必要なコミュニケーション力を養います。3つ目は『即戦力』として活躍できる適応力を養います。挨拶、マナー、掃除のチェックなど生活面でも細かな指導を行いサロン業務にスムーズに適応できる人材を育成します。卒業生から「掃除を褒められました」という報告もあり成果を感じます。


Q2、就職活動の流れについて教えてください。


1年生の4月に本校の卒業生による実技のデモンストレーションを見学します。その際に技術だけではなく、スタイリストやアシスタントの仕事とは何か、という講話を通して仕事に対する理解を深めます。そして6月に有名サロンのヘアショーを校内にて見学、オンラインで海外で活躍する卒業生の話を聞くなどして見聞を広げていきます。9月に校内開催のサロンガイダンスに参加し、10月に就職についての個人面談を行います。1年次にどんなサロンで働きたのかイメージを明確にしていきます。2年生になるとガイダンスやサロン体験を通じて10月中には内定取得を目指します。

Q3、サロン選びの傾向について お聞かせ下さい。

職種については6~7割が美容師希望。それ以外はビューティー(マツエク、ネイルなど)希望になっております。勤務地は青山、原宿、表参道などの人気エリアの希望多いです。しかし最初は都心を希望していたものの、最終的には地域密着サロンに就職する学生もいます。年々学生のサロン選びが多様化していると感じています。

Q4、具体的なサロン選びの 手段は何が多いですか。

SNSで求人募集から面接までの一連の求人活動を行うサロンもありますので、SNSはしっかり見るように伝えます。また本校は先生と学生との距離が近いため学生1人1人に合ったサロンを担任の先生はじめ、副担任、または実技選択科目の先生がアドバイスする事も多いです。卒業生も良く来校してくれますので卒業生の情報も貴重です。

Q5、美容業界に望む事はありますか?

昔のような厳しい師弟関係は無くなり待遇面など働きやすい業界になったと思います。しかし、早くに辞めてしまう事もあります。転職の結果、自分に合うサロンが見つかれば良いのですが、そうでない場合もありますので、長く働ける業界になると良いと思います。


高山美容専門学校 副校長 丹羽宗次先生 

学校情報

高山美容専門学校

〒162-0845 東京都新宿区市谷本村町2-31

Tel.03-3268-1341
https://www.takayama.ac.jp/

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